滋賀県更生保護事業協会は、地域社会の一員として、犯罪や非行をした人の立ち直りを支援します

彦根保護区(彦根市・多賀町・甲良町・豊郷町)

彦根保護区(彦根市・多賀町・甲良町・豊郷町)

1.地区紹介

彦根保護区は彦根市・多賀町・甲良町・豊郷町の1市3町をカバーしています。この10年は保護司の活動が【個】)から【団】の活動に変化する大きな転換点となりましたが、その起点は更生保護サポートセンターの開設であり、ここを軸として保護司の行う処遇活動への支援や地域支援ネットワークの構築、地域に根ざした犯罪・非行防止活動の推進や地域への更生保護活動に関する情報提供など開かれた活動が出来ました。サポートセンターは、令和元年9月現在17名で運営しており、保護司会を始め、更生保護女性会、協力雇用主会、BBS会、保護司OB会の各事務所となっています。

また、サポートセンターが市福祉センター内にあることからも、福祉関係事案を生活保護担当者や社会福祉協議会の生活サポート担当者からの相談事も増加しており、具体的には刑務所満期出所者、検察庁拘置満期者等の処遇についての協議等であり、相互協力が図れています。

2.事業概要

社会を明るくする運動が実施される7月には、1市3町を訪問し、各会場で総理大臣のメッセージ伝達を行い、保護司、更生保護女性会、BBS会、協力雇用主の四者連携はもとより、少年センター、社会福祉団体交流会等で連携を図っているところです。また、第一日曜日に記念大会を開催し、作文や標語の入賞作品の発表と表彰、県警音楽隊の演奏、講演等を交え、参加市民500余名へ運動の趣旨を周知し啓発を行っています。研修会としては、保護区独自の女性保護司研修、新任保護司研修を実施し、それぞれの立場の不安や悩みに応えています。さらに、学校、地域住民団体、地域学区、地域商工会等の研修会からの講師派遣要請を受け、更生保護の理解と認識を深めていただく出前講座を行っています。

彦根保護区保護司会は、県内外の保護区との交流を積極的に行ってきました。また、更生保護サポートセンターの設置により他の更生保護関係団体や相談機関との連携が深まりつつあります。その中で多くを学び、多くの刺激を受けながらも連携し、他団体の機能向上をも支持することで、相互の維持・発展が相乗的に高まったと感じるこのごろです。また、『再犯防止推進法』が施行され、地方自治体の取り組みが喫緊の課題であると思っていますので、更生保護サポートセンターが行政との安定した窓口となることは明らかであることからも、郡部におけるサ更生保護ポートセンターのサテライトの増設を検討していただきたいと考えています。そして、更生保護サポートセンターをコアの場所として、保護司会をはじめとした更生保護団体と自治体が連携し、非行、犯罪の無い明るい安全安心のまちづくりに市町民と共に手を携え、地域課題の解決に向け邁進したいところです。